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全国の景況感は 2期連続プラス 7~9月


全国の景況感は 2期連続プラス 7~9月 地域別の企業景況判断指数
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 財務省と内閣府が12日発表した7~9月期の法人企業景気予測調査は、大企業全産業の景況判断指数(BSI)がプラス5・1だった。2四半期連続で「上昇」が「下降」を上回った。製造業は需要増に加え、原材料などの高騰分を上乗せする価格転嫁が進んだことで前回調査からプラスに転じた。非製造業はプラスが続き、客数が回復したサービス業が寄与した。
 全国11の地域別では、全規模全産業のBSIは5地域がプラスだった。4~6月期からプラスの地域が二つ増えた。大企業の製造業は半導体の検査装置や電気自動車(EV)関連の需要拡大が目立った。非製造業は新型コロナ禍で落ち込んだ人出が戻り、宿泊業や飲食業の単価が上昇した。