セブン＆アイをコア業種に変更　財務省がリスト改訂

　財務省は１３日、外国企業が日本企業に投資する際に国への事前届け出が必要かどうかの目安となるリストを改訂し、カナダのコンビニ大手から買収提案を受けているセブン＆アイ・ホールディングスが「指定業種」から事前届け出の免除条件が厳しい「コア業種」に変更された。実際は業種変更の有無にかかわらず事前審査の必要な案件とみられ、審査の厳格さや内容は変わらないという。
　ただ業種変更により、今回の買収案件を巡る経済安全保障の議論が活発化する可能性もある。