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中国消費動向と工業生産が減速 8月、停滞感鮮明に


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 【北京共同】中国国家統計局が14日発表した8月の消費動向を示す小売売上高は前年同月比で2・1%増となった。伸び率は7月より0・6ポイント減速した。工業生産の伸びも4・5%増に鈍化し、中国経済の停滞感が一段と鮮明になってきた。
 小売売上高を品目別に見ると、自動車が7・3%、家具が3・7%それぞれ減少した。化粧品や宝飾品の販売も大幅に落ち込んだ。
 工業生産の伸び率は7月より0・6ポイント低下した。不動産市況の低迷を反映し、セメントは11・9%減、粗鋼が10・4%減少した。
 1~8月の工場などへの固定資産投資は前年同期比で3・4%増えた。1~7月より0・2ポイント減速した。うち不動産開発投資は10・2%減少した。減少幅は横ばいだった。
 不動産販売は金額ベースで23・6%、面積ベースでは18・0%減少した。販売が回復しないため在庫解消が進まず、新規投資も減少する状況が続いている。