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植物性原料使用食品 健康志向、環境意識 背景に 調味料やスープも登場


植物性原料使用食品 健康志向、環境意識 背景に 調味料やスープも登場 フジッコの「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト 400g」
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 動物性原料を植物で代替したプラントベースフードの市場が活況を呈している。乳成分不使用の植物性ヨーグルトが人気を集めるほか、調味料やスープの新商品も登場。健康志向や環境意識の高まりが背景にある。
 フジッコは昨年、「まるごとSOY(ソイ)カスピ海ヨーグルト 400g」を発売した。大豆を使った植物性ヨーグルトで、生きて腸まで届くカスピ海乳酸菌を配合。酸味を抑えたクリーミーな食感にし、大豆のふくよかな風味を引き立たせた。
 おからの部分も使用しているため食物繊維も豊富だ。コレステロールは含まない。標準小売価格は278円。
 キユーピーは調味料「植物生まれのマヨネーズタイプ」の販売を今年2月に始めた。必須材料の卵を使わずに、大豆などの植物由来の原料でマヨネーズらしいコクとうまみを再現した。持続可能性を目指す食品ブランド「GREEN KEWPIE(グリーン キユーピー)」から発売。205グラム入りで参考小売価格は324円。
 カゴメは野菜と豆で作った「ごろっとお豆のチリトマトスープ」を8月に発売した。
 大豆ミートを使用し、食べ応えのあるスープに仕上げた。温めるだけで簡単に食べられる。「1食使い切りの個食タイプなので在宅時の昼食にお薦め」と担当者。「ごろっと根菜のスープカレー」も同時に発売。両方とも容量250グラムで店頭想定価格は355円前後。
 (いずれも価格は変動する場合があります)