JA全農のニッポンエールプロジェクト協議会の関係者らは19日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、県産黒糖を使用して開発した6品の飲食料をお披露目した。知事は「どの商品からも黒糖の深い甘さと香りが感じられおいしい。全国のみなさんに届けられることに感謝する」と述べた。24日からAコープや県内自動販売機などで随時販売する。
同プロジェクトは、産地を応援することを目的に、全農がメーカーらと協力して国産農畜産物を使用した商品などを展開する。今回は第4弾で、テーマは「沖縄県産黒糖」。伊藤園が「沖縄黒糖ごまミルク」、不二家が「パレッティエ(紅イモタルト)」、山崎製パンが「コッペパン黒糖(ミルククリーム)」と「ぬれ小餅」、全国農協食品が「沖縄県産黒糖ソース」、協同乳業が「沖縄黒糖カフェラテ」を販売する。久米仙酒造も商品を開発中。
JAおきなわの前田典男理事長は「県産黒糖の認知度向上と消費拡大につながることを期待している」と語った。
(新垣若菜)
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JA全農、産地応援企画 県産黒糖を使用 6商品お披露目
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琉球新報朝刊