米アップルは20日、iPhone(アイフォーン)の新型「16」シリーズを発売した。独自の生成人工知能(AI)「アップルインテリジェンス」を搭載したのが特徴だが、日本語への対応は来年になる。側面にはカメラの起動などができる「カメラコントロール」ボタンを新たに設けた。価格はアップルの直販で6・1インチ画面の「16」が12万4800円から。
東京都渋谷区の直営店「アップル表参道」は午前8時の開店前に、予約した商品を受け取ろうと約30人が列を作った。東京都のエンジニア岩井雅幸さん(49)は「いち早く手にできて良かった。新機能でカメラがさっと起動できるのがいい。アップルインテリジェンスにも期待している」と話した。
6・7インチ画面の「16プラス」は13万9800円からとなる。背面に三つのカメラレンズを備えた上位機種の「16プロ」(6・3インチ画面)は15万9800円から、「16プロマックス」(6・9インチ画面)は18万9800円から。いずれも最新の高性能プロセッサーを搭載し、処理能力や電力消費の効率性も高めた。
日本に続いて米国などでも現地時間の20日に販売が始まる。
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iPhone16発売 AI搭載 日本語対応は来年
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琉球新報朝刊