日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)は21日、ラオスで経済相会合を開き、ASEAN域内で次世代自動車の製造や販売で協力する「行動計画」を採択した。日本車のシェアが高い東南アジアでは、中国メーカーが安価な電気自動車(EV)で攻勢をかけている。日本は、技術面と適正な市場育成の連携を通じて巻き返しを図りたい考えだ。
日本からは経済産業省の吉田宣弘政務官が出席した。行動計画では資源を再利用して有効活用する循環経済を中小企業で促進するといった計7項目の経済協力を新たに採択した。
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■中国念頭に次世代車で協力
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琉球新報朝刊