沖縄国税事務所と県は24日、本年度の泡盛鑑評会品質評価会を浦添市の北那覇税務署で始めた=写真。27日までの4日間「古酒の部」「主力製品の部」「高濃度泡盛の部」の3部門で専門家や有識者が、出品された泡盛を評価する。
結果は今後の泡盛づくりやマーケティングで活用される。古酒や高濃度泡盛については、10月に県知事賞や沖縄国税事務所長賞も発表する。
37酒造所から93点が出品された。いずれも前年度と同数。香りや味のなめらかさなどを点数で表し、チャート図にして評定する。
沖縄国税事務所間税課の渡辺健太郎主任鑑定官は「この鑑評会は評定を技術の研さんや消費者への魅力発信に活用してもらうのがポイントだ」と話した。 (島袋良太)
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93点の泡盛出品 香りや味を審査 国税事務所、鑑評会
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琉球新報朝刊