今年で就航10年を迎えた成田空港拠点の格安航空会社(LCC)「スプリング・ジャパン」の浅見達朗社長(44)が、27日までに共同通信のインタビューに応じた。日本政府が訪日客の拡大を目指す中、中国から訪れる人々が増えていくとして「日本との直行便がない中国の都市も狙いたい」と意欲を示した。具体的な都市名などには言及しなかった。
同社は前身が中国の航空会社の日本法人。2014年8月、成田発着の国内旅客便を就航。21年6月に日本航空の子会社となった。国内で新千歳と広島の2路線、中国では北京や上海、大連など6路線を設ける。物流大手ヤマトホールディングス(HD)と日航グループが今春から始めた貨物専用機の運航も担っており、新千歳、成田、羽田、北九州、那覇を行き来する。
浅見氏は今年4月、社長となった。
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直行便のない 中国都市狙う スプリング・ジャパン
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琉球新報朝刊