セブン―イレブン・ジャパンは1日、ポイント還元を15日から強化すると発表した。スマートフォンを使ったタッチ決済の還元率を実質7・5%から10%に引き上げる。セブンのアプリと、三井住友フィナンシャルグループの「Vポイント」をひも付けることなどが条件。物価高が続く中、コンビニ大手はお得感を強調する取り組みを相次いで打ち出している。
三井住友カードのスマホタッチ決済で付与するVポイントを、現行の7%から9・5%に引き上げる。会計時にセブンのアプリを提示するとポイント「セブンマイル」が0・5%たまるため、合計で最大10%となる。
ローソンは、資本業務提携するKDDIの有料サービスに登録すれば、還元率を2%に引き上げる制度を2日に開始。
ファミリーマートは自社決済アプリと、楽天ポイントカードなど外部サービスの連携で計1%がたまる。7月からは店舗を利用すれば会員のランクが上がるようになり、ランクに応じてポイントを付与する企画を実施している。
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セブン、還元率引き上げ スマホタッチ決済でポイント10% コンビニ大手、お得感強調
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琉球新報朝刊