世界のホテル経営者や旅行関連の記者らの投票で決まる2024年の「世界のベストホテル50」がこのほど発表され、日本を含むアジアの7施設がトップ10に選ばれた。前年の6施設から増え、アジアにある高級ホテルの設備、サービスなどの質の高さが示された。
24年の世界首位は、タイの首都バンコクのチャオプラヤ川を一望できる「カペラ・バンコク」。前年の11位から急上昇した。2位はイタリア北部のコモ湖畔に立つ「パッサラクア」、3位は「ローズウッド香港」で、いずれも前年から一つずつ順位を下げた。
日本のホテルでは「アマン東京」が7位と最高だったが、前年から順位を二つ落とした。「ブルガリ東京」(22位)、「パークハイアット京都」(27位)とともに、日本勢は3施設が上位50位に入った。
「ベストホテル50」は英国の雑誌社「ウィリアム・リード」が23年に始め、今回が2回目。600人のホテル、旅行の専門家らが過去18カ月間に実際に宿泊したホテルに投票し、集計結果からランキングを決定する。 (NNA=共同)
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アジア躍進 タイ1位 世界ベストホテル50 7施設トップ10、日本も
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琉球新報朝刊