アイブリー(東京)は7日、宿泊事業者に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)とSNS運用の戦略カンファレンス(会議)を那覇市のロワジールホテル那覇で開いた。旅行業支援などを手掛けるスカイホールディングスの大橋菜央社長=写真中央=が講演し「各SNSの特徴を理解した上で、方針や戦略に合うものを選ぶ必要がある」と強調した。
大橋氏はリクルートで「じゃらん」の編集長などを務め、独立。地域の魅力創出やSNSマーケティングなどに取り組む。講演では日本人の4人に3人がSNSを利用しており、人気SNSは1日平均30分程度利用されていることを説明。滞在時間やシェアを伸ばすことが最も重要だとして、同じカテゴリーの人気投稿の類似構成を試すことや、ハッシュタグを有効に活用することなどを紹介した。
オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパの硲啓員(はざまひろかず)顧問=同右=とアイブリーの川波佑吉アカウントエグゼクティブ=同左=は、電話問い合わせを自動化できるサービスのアイブリーについて紹介した。 (與那覇智早)
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宿泊事業者向け SNS運用学ぶ 那覇でカンファレンス
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琉球新報朝刊