有料

県内企業の課題考える 東洋大がビジネス講座


県内企業の課題考える 東洋大がビジネス講座 「ハイサイ!沖縄ビジネス道」をPRする県産業振興公社の當山司さん(右)と講座に企業側として参加する「Drive-in Nanachi」の金城まり奈マネージャー
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東洋大(東京都)は沖縄県の企業の課題を考える講座「ハイサイ!沖縄ビジネス道」を開設した。10月から始まっている。同大と県産業振興公社、博報堂がタッグを組んで、授業を展開。学生らは実際に企業からの聞き取りを通して、デジタルを利用した販路拡大などの取り組みを考える。
 全10回の講座は講師を博報堂が務め、県内企業の「Drive―in Nanachi」「琉球ビバレッジ」が参加を予定している。両社ともにインターネットサイトの構築やウェブでの販路拡大を課題として挙げている。
 Nanachiの金城まり奈さんは「インターネット販売を求める声はあるが、何をどうすれば売れるのか、オペレーションなど難しい部分がある。学生から聞いた意見をどう生かせるか楽しみだ」と期待した。 (新垣若菜)