フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が23日、全日空機で羽田空港に到着した。販売解禁は11月21日。輸入販売元のサントリーは、為替などコスト増加の影響を受けているが、主力商品(750ミリリットル)の参考価格は、前年と同じ3256円のまま据え置くとしている。
ドイツのミュンヘン経由で到着した初荷は貨物ターミナルへ運ばれ、税関職員が輸入手続きのため検査した。サントリーの吉雄敬子ワイン本部長は「日本には待ってくれているファンが多い。多くの人に手に取っていただきたい」と話した。
サントリーによると、例年以上にフレッシュで「果実がおどるようなじゅわっとジューシーな味わい」という。前年比17%増の約45万7千本、約34万2千リットル分を輸入する予定。ボージョレ・ヌーボーはフランスのボージョレ地区でその年に収穫されたブドウで造る新酒。
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ボージョレ、羽田到着 コスト増も価格据え置き
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琉球新報朝刊