「第48回沖縄の産業まつり」が25~27日、那覇市の奥武山公園と県立武道館を会場に開かれ、県内各社が各ブースで限定品や初お披露目の商品を販売する。開幕を前に担当者らが琉球新報社を訪れ、PRした。
神村酒造(うるま市、中里迅志社長)は2024年度泡盛鑑評会で沖縄国税事務所長賞を受賞した「守禮五年古酒」など4種類の泡盛を限定販売する。バニラのような甘い香りがする「守禮五年古酒」は残り香が特徴。アルコール度数は44度。限定300本で360ミリリットル2000円。
伊是名島で生産した県産米を使用した「おきなわ県産米泡盛」も販売する。泡盛用のお米を生産者と一緒に作る挑戦の一品。度数は51度。限定50本で1800ミリリットル6000円と、限定150本で360ミリリットル1400円。
その他3種類のかめ貯蔵古酒をブレンドした「守禮甕貯蔵古酒」、度数66度の「初垂れ」を用意。中里社長は「泡盛の魅力を伝えるチャンスになる。おいしい泡盛に出合いに来てほしい」と話した。
(金盛文香)