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発明くふう展で 入賞11点を表彰


発明くふう展で 入賞11点を表彰 第53回県発明くふう展の各賞の受賞者ら=27日、那覇市の県立武道館
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 第53回県発明くふう展(県発明協会主催)の表彰式が27日、那覇市の県立武道館で開かれた。特許・実用新案の部の7点、意匠の部の4点が受賞した。受賞者を代表し、タイガー産業の新垣康友営業統括部長が「沖縄から全国、世界を目指して便利な商品を開発し、沖縄を盛り上げたい」とあいさつした。出展作品は沖縄の産業まつり会場に展示された。 
 受賞者は次の通り。 (敬称略)
 【特許・実用新案の部】県知事賞・最優秀賞=タイガー産業「効率的な型枠締付金具(らくらくLG座金セット)」、同優秀賞=アクトシリカ「植物成長材およびその製造方法(シリカソイル―P)」▽発明協会会長奨励賞=タイガーグローバル「学習机拡張板(さぽです)」▽日本弁理士会会長奨励賞=仲嶺眞榮「型枠製造装置のフレーム」▽県発明協会会長賞=クレイ沖縄「フコイダンともろみ酢とを混合した抗腫瘍方法又は物質」、大城春清「島らっきょうの生育方法」、高良利治「釣竿受装置」
 【意匠の部】県知事賞・最優秀賞=金城一喜「走行作業機用リッパー(9連+補強板付き)」、同優秀賞=タートルライフいしがき「しまのじかん」▽発明協会会長奨励賞=宮里清美「筋膜マッサージ器具」▽日本弁理士会会長奨励賞=中島一臣「編み機」 (與那覇智早)