沖縄地区税関、那覇市おもろまちに4部を集約、拠点を一元化 合同庁舎で開庁式


沖縄地区税関、那覇市おもろまちに4部を集約、拠点を一元化 合同庁舎で開庁式 看板を設置する(右から)沖縄地区税関の庄子真憲税関長、財務省関税局の高村泰夫局長=29日午後、那覇市おもろまちの那覇第2地方合同庁舎3号館
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 沖縄地区税関が那覇市おもろまちに完成した「那覇第2地方合同庁舎3号館」に移転し、開庁式が29日、開かれた。沖縄の日本復帰に伴う1972年の発足後、那覇市内の2カ所に拠点が分かれていたが、4部(総務、監視、業務、調査)を初めて集約した。

 開所式では庄子真憲税関長が「各部の一体化により、これまで以上に的確な意思疎通や迅速な意思決定、より円滑な業務運営が可能になる」とあいさつした。式後、庄子氏と財務省関税局の高村泰夫局長が建物6階に「沖縄地区税関」の看板を設置した。

 「那覇第2地方合同庁舎3号館」には、沖縄気象台や沖縄総合通信事務所、南部国道事務所が入居する。

 (當山幸都)