【恩納】咲元酒造(恩納村、上地栄一社長=写真前列中央)は1日、村産のブランド米「あふそ米」を使った琉球泡盛「恩 On a village」の販売を開始した。度数は27度と42度の2種類。
度数は、いずれも恩納村の南北の距離(27キロ)と東西の長さ(4・2キロ)にちなんだ。従来のタイ米と違って、あふそ米を使ったことで甘さが引き出せたという。毎年11月に新酒を出していく予定。
同日、恩納村役場で発売発表会が開かれた。上地社長は「村産の米を使った飲みやすい泡盛を、世界にアピールしていきたい」と力を込めた。
試飲した長浜善巳村長=同左=は「甘みと深みのある味わいでおいしい」と話した。
価格は、27度が500ミリリットル1500本限定で税込み990円、42度が200ミリリットル1千本限定で同2200円。琉球村やおんなの駅、村内5カ所の共同売店などで販売している。 (玉寄光太)
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咲元酒造泡盛に 恩納「あふそ米」 新商品発売
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琉球新報朝刊