沖縄県内多くの公立小中学校は8日、始業式を開いた。那覇市楚辺の城岳小学校では、新たに赴任した教職員や学級担任を児童らに発表し、児童らは新年度のスタートに胸を躍らせた。教職員の氏名が読み上げられると、児童が大きな拍手を送った。
津波匠校長は「進級おめでとう。失敗を恐れずに新しいことに挑戦してほしい。皆さんの可能性は無限に広がっている。感謝の心を持つことを忘れないでほしい」と児童らに呼び掛けた。
2年3組の教室では新しい友達と顔を合わせた児童らが、隣の席同士で交流するゲームに取り組み、笑い声や歓声を上げた。玉城晴真さん(7)は「勉強とあいさつで大きな声を出すことを頑張りたい。友達と楽しく遊びたい」と元気いっぱいだった。
(外間愛也)