有料

琉大チーム連続入賞 データサイエンスコンペ


琉大チーム連続入賞 データサイエンスコンペ スポーツデータサイエンスコンペティションの柔道部門で入賞した(右から)北島栄司さん、陸煒さん、盛拓矢さん、宮田龍太助教=3月27日、西原町の琉球大学
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 琉球大学工学部の学生チームがこのほど、2023年度スポーツデータサイエンスコンペティションの柔道部門で入賞した。学生らは、試合動画に映る選手の動きから、投げ技を自動判定するシステムを構築した。
 スポーツ分野の実データを元に参加者が分析を競うもの。同大によると、柔道の投げ技が「一本」か「技あり」かは、感覚的で複雑だという。学生チームは審判の映り込みを削除した動画をAIに見せて、選手の動きから投げ技が「一本」か「そうではないか」を自動判定するシステムを構築した。
 柔道部門での入賞は2年連続だった。理工学研究科博士前期課程2年の盛拓矢さんは「昨年の入賞があったからこそ今回の分析にもつながった」と振り返った。
 その他のメンバーは、同1年の陸煒(りくい)さん、同研究科博士後期課程3年の北島栄司さん、工学部助教の宮田龍太さん。 (高橋夏帆)