沖縄ファミリーマート(那覇市、野﨑真人社長)は2日、2019年度秋冬の新商品などを紹介するセミナーを宜野湾市のラグナガーデンホテルで開いた。「上間弁当天ぷら店」を経営する上間フードアンドライフ(沖縄市、上間喜壽社長)との協力で4月から試験販売してきた「上間の沖縄天ぷら」を、11月26日から県内全店舗で販売すると発表した。
全店販売の開始に合わせ、試験販売で扱った魚とイカの2種類にイモの天ぷらを追加する。売れ行きを見ながら野菜やモズクなど定番商品の追加も検討する。1店舗当たり1日50個、全店舗で月間48万個の販売を目指す。
上間社長は「食を通じて沖縄の文化を守り、伝え、発展させることが社の理念だ。ファミリーマートと連携して沖縄の食文化を県民に届けられることをうれしく思う」と語った。
野﨑社長は「11月から沖縄天ぷらを全力で売っていく。『ファミチキ』に続く沖縄の定番商品にしたい」と述べた。