【ボリビア】高齢者の長寿と健康祝う 4地域敬老会 沖縄料理や舞台も


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移住地の発展に尽力してきた高齢者たちをねぎらい、長寿と健康を祝った敬老会

 コロニア・オキナワの第1地域、第2地域、第3地域とサンタクルスの計4地域で9月に敬老会が行われた。戦後の開拓移民の時代に家族を養い、移住地の発展に尽力してきた高齢者たちをねぎらうとともに、長寿と健康をお祝いした。

 オキナワ第1地域では9月14日に公民館で開催。70歳以上のお年寄りが対象で、第1地域は対象者52人のうち、29人が参加し、記念品が贈呈された。婦人会が手作りの沖縄そばやすし、煮物などを振る舞い、長寿を祝った。

 舞台は、三線愛好会のかぎやで風で幕開け。三線やボリビアのダンスなど青年会や婦人会が多彩な演目を披露し、長寿の皆さんを楽しませていた。

 第1地域の親川ウーゴ地域長は、敬老の日を「長寿を心よりお祝いし、末永い健康を願う会であり、コロニア・オキナワの発展、復興にひとかたならぬ尽力をくださった皆さんの功労ならびに功績に改めて感謝申し上げる会だ」と紹介。「いつまでも健やかに、楽しい毎日を過ごしていただけるように、これまで培った豊かな経験と知識で末永くご指導くださるようお願いします」と伝えた。

(安里玉元三奈美通信員)