著名アスリートが講演や部活動指導を通して全国の若者を支援する大塚製薬の「エールと、ともに。」エールキャラバンが2日、西原高校であり、アテネ五輪でサッカー日本代表監督を務めた山本昌邦氏が講演した。山本氏は代表選手と触れ合ってきた経験を話し、「成功より成長を求めよう」と語った。
山本氏は指導者として選手に「勝つことは大切じゃない。勝ちたいと思うこと、期待してくれる人をがっかりさせないことが大切だ」と伝えてきたと強調。「自分のための頑張りはたかがしれている。大切な人のために戦うエネルギーは大きい」と述べ、選手として活動できるように支えてくれた家族に感謝することが大切だと説いた。
サッカーや野球、マーチングバンドなどで好成績を収める同校の生徒に対し「歴史をつくってください」と話し、激励した。