スポーツ

ラグビー女子 夢へトライ 琉球アイランドガールズ クラブ本格始動

みっちり1時間半の練習後、爽やかな笑顔を見せる琉球アイランドガールズのメンバーや体験参加者ら=14日、沖縄市高原の美東公園

 【中部】日本代表の快進撃でラグビーワールドカップ(W杯)日本大会がますます盛り上がりを見せる中、県内では数少ない7人制の女子ラグビークラブ「琉球アイランドガールズ」の活動も加速している。メンバーは約10人、ほとんどが初心者で、今春から本島中南部で週1回集まり汗を流している。「一度体験すれば楽しさが分かる」と口をそろえるメンバーたち。県内の競技人口が増え、試合や大会ができるようになるのが夢だ。

 県内で女子ラグビーを普及・活性化させようと、クラブ代表でコーチも務める林拓司さん(42)が2017年に立ち上げた。当初はメンバーがなかなか集まらず定期的な練習ができなかったが、今春から本格的な活動を始めた。

 「プロを見ても分かるようにラグビーは多様性のスポーツ」と語る林さん。体格や運動能力、性格などさまざまな個性が調和し、屈強なチームになると力説する。実際にメンバーは体格の差異だけでなく、学生や会社員、米軍関係者など多彩な顔ぶれがそろう。

 陸上の円盤投げ選手として活躍し、2009年に女子円盤投げの日本高校記録(当時)を樹立した糸満みやさん(27)=沖縄市=はラグビーに転向し5年。「体格より俊敏性の方が大事。小柄でよく動く沖縄の女の子にも合っている」と話す。

 競技を始めたばかりの安田唯莉さん(20)=北谷町=も「体は小さいが練習を重ね、スクラムを組むのが夢」と目を輝かせる。

 県内では、世界の強豪が集う国際大会が読谷村で開かれるなど、環境面も優れている。林さんは「身近に競技できる場が増えれば、沖縄は女子ラグビーのメッカになれる」と情熱を燃やしている。

 クラブはメンバーを募集している(高校生以上)。詳細・問い合わせはhttp://www.rigrfc.okinawa/
 (当銘千絵)









  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス







  • 他のサービス