「暖流」2年連続1位 うるま市の神村酒造 全国酒類コンクール泡盛部門


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沖縄の産業まつりで「暖流」などを出品する神村酒造の神村盛行社長=琉球新報中部支社

 【うるま】神村酒造(うるま市、神村盛行社長)の泡盛「暖流30度」が2019年春季全国酒類コンクール泡盛部門で、2年連続の1位特賞に選ばれた。「古酒暖流40度」は国際味覚審査機構(ITQI)で3年連続の2つ星を獲得した。いずれも25~27日に那覇市の奥武山公園などで開かれる沖縄の産業まつりで試飲、販売する。

 同まつりで「守禮 榮用甕(がめ)貯蔵8年古酒」(43度)も販売する。現代の名工・新垣榮用さんの登り窯で作陶した荒焼甕で8年間熟成させた古酒。穀物由来の甘い香りとややスパイシーでシナモンのような後味が特徴。生産は204本限定。

 同まつりの時期に毎年販売する限定商品「初垂れ66度」も出品する。蒸留を始めて30分間しか取れない神村酒造で最高度数の希少な酒で、華やかでカラメルのような甘みのある香りが特徴だ。

 神村社長は「ゆっくり試飲し、香りと味わいを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。問い合わせは神村酒造(電話)098(964)7628。