優待サービスで加入促進へ 沖縄県自治会連合会 協賛事業者を募集


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「結カード」のデザインを手にPRする県自治会連合会の新田宗信会長(右から2人目)と比嘉利和副会長(右端)、與那城直也副会長(左から2人目)、宜野座武理事

 県自治会連合会(新田宗信会長)は協賛事業所で割引などの優待サービスが受けられる自治会員カード「結カード」の発行を計画している。自治会への加入促進が目的。新田会長らが21日、那覇市の琉球新報社を訪れ報告した。

 同連合会は2013年に発足した。県内に約1100団体あるという自治会のうち114団体が加入している。結カードは今年6月の総会で発行を決めた。協賛事業所が千カ所に達したらカードの運用を始める。同連合会に加入する自治会や協賛事業所の負担金で運営する。

 新田会長は「自治会は防犯・防災における役割も大きいが、加入率の低下が共通の課題となっている。結カードで加入率向上につなげたい」と話した。

 同連合会は協賛事業所や加入する自治会を募集している。問い合わせは事務局(上原自治会)(電話)098(944)4027、新田会長(電話)090(3792)7321まで。