親子で遊びを通して防災についての知識を学ぶイベント「こどもと防災 結フェスタ2019」(主催・NPO法人たいようのえくぼ、琉球新報社)が22日、那覇市泉崎の琉球新報社で開かれた。
イベントでは、那覇市消防局が小児向けの自動体外式除細動器(AED)や心臓マッサージの実演、消防車の展示など防災にまつわるプログラムを実施。参加した親子らは、会場に出店した飲食店のカレーやピザに舌鼓を打ちつつ、体験型プログラムを通して防災についての理解を深めた。
消防車の乗車体験にチャレンジした安野壮太ちゃん(3)=中城村=は「とっても面白かった」とにっこり。母の名都美さん(35)は「憧れの消防車に乗れて満足したみたい」と目を細めた。
親子3人で参加した矢島智恵美さん(36)=那覇市=は「子どもたちが遊びながら防災についても学べるいい機会。今後も続けてほしい」と満足そうに語った。