名護市安和と本部町塩川で土砂の積み込み作業続く 辺野古新基地建設で


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埋め立て用土砂を運ぶ大型トラックに向けて抗議の声を上げる市民ら=30日午前11時15分、名護市安和

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で、沖縄防衛局は30日午前、名護市と本部町で埋め立て用の土砂を運搬船に積み込む作業を進めている。作業は午後も続く見通し。

 名護市安和の琉球セメント桟橋では午前7時ごろから作業が始まり、大型車350台超の埋め立て用土砂を運搬船に積み込んだ。本部港塩川地区でも午前7時ごろから作業が始まり、大型車100台超の埋め立て土砂を運搬船に積み込んだ。琉球セメント桟橋の前には建設工事に反対する市民ら約60人が集まり「違法な埋め立てをやめろ」と大型車に向かって抗議した。運搬船の出航を阻止しようとカヌー8艇、ボート1隻も海上に出た。【琉球新報電子版】