「世界のウチナーンチュの日」の30日、県系人らと交流するイベント「お帰りなさい世界のウチナーンチュ」(那覇市平和通り商店街振興組合主催)が同商店街の「なは商人塾」で開催された。市の「海外移住子弟研修生受入事業」で来沖している県系人や市民ら約60人が参加し、クイズなどを通して交流を深めた。
沖縄NGOセンター事務局アシスタントの仲村明(めい)さん(22)は、2017年に沖縄ボリビア協会のホームステイ事業でボリビアを訪ねた時の経験を語った。「私も温かく迎えてもらったので、世界のウチナーンチュが沖縄に帰ってきたら温かく『お帰りなさい』と迎えよう」と呼び掛けた。
市の事業でボリビアから訪れている県系2世の平良直樹さん(40)は「いろいろな人と交流できて楽しい。ボリビアでは2、3、4世の時代になっているので沖縄と交流して方言や三線などの文化を残していきたい」と話した。