野球・日本対カナダ戦が開幕 始球式にラグビーW杯日本代表の田村優


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観衆の声援を受け、始球式を行う田村優=31日、沖縄セルラースタジアム那覇(ジャン松元撮影)

 11月に開催される野球の国際大会「プレミア12」を前に31日午後7時、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で日本代表とカナダ代表との強化試合が始まった。開会前の始球式では、ラグビーW杯日本代表で、那覇市出身の母親を持つ田村優(キヤノン)が登場。ラグビーボールを野球ボールに変え、120キロの直球をキャッチャーミットに投げ入れ、観客を沸かせた。母の地元・沖縄での登場に「大変光栄です。僕のおじいちゃん、おばあちゃんも見に来ているのでいいところを見せられた」と始球式後の会見で語った。

 日本代表の先発投手は巨人の山口俊を起用。4番には広島東洋カープの鈴木誠也を据えた。代表には、福岡ソフトバンクの嘉弥真新也(八重山農林高出―ビッグ開発BBC―JX―ENEOS)も入っており、地元・沖縄での登板に期待がかかる。【琉球新報電子版】