沖大、教員合格最多の46人 合格を支える大学の取り組みとは…


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2019年度の県教員採用試験で現役合格したこども文化学科の生徒ら19人=1日、那覇市国場の沖縄大学

 教員採用試験の支援に力を入れる沖縄大学(盛口満学長)で、2019年度の県教員採用試験で昨年に引き続き過去最多となる19人の現役生が小学校教員に合格し、学生や関係者らが喜びに沸いている。

 卒業生からは小学校に26人、中学校に1人の合格が報告されており、現役生と合わせた合格者数の合計46人もこれまでで最多となった。

 同大では、模擬授業や外部講師を招いた対策講座など実践的で手厚い指導を提供している。教師として活躍している卒業生との交流もあり、アドバイスがもらえるところも生徒たちのやる気につながっているという。

 現役合格した19人が所属する同大こども文化学科4年の平良梨乃さんは「学科のみんなでチームとなり、同じ目標を持つ仲間で励まし合えたことが大きかった」と振り返り、喜びを語った。