カルビーは18日から、沖縄ご当地味の「ポテトチップス さんぴん茶風味」を数量限定で九州・沖縄地域のスーパーやコンビニエンスストアで販売する。カルビーの石辺秀規執行役員西日本営業本部本部長らが8日、県庁に謝花喜一郎副知事を訪ね、商品の開発を報告した。
さんぴん茶特有の渋みとすっきりとした香りを再現し、よりおいしく味わえるように青い海(糸満市)の塩「シママース」と黒コショウも加えた。シンプルな塩味と独特の爽やかな香りが特徴で、地元の人や観光客も楽しめる商品になっている。
石辺氏は「さんぴん茶の風味とポテトチップスの味のバランスをとることに苦労した」と話す。
試食した謝花副知事は「後から爽やかさが来る。さんぴん茶のすっきり感がある」と感想を述べた。
2017年に始まった47都道府県の「地元ならではの味」を開発する企画「ラブ ジャパン」の一環で、これまで沖縄の味として「中味汁味」「タコライス味」を開発した。飲料の風味を再現することは同企画で初めて。
1袋55グラムで店頭想定価格は税込み130円前後。