埼玉西武ライオンズの山川穂高選手や福岡ソフトバンクホークスの東浜巨選手、横浜DeNAベイスターズの嶺井博希選手ら県勢プロ野球現役選手20人の有志が21日、首里城再建に向け現金106万円を那覇市に寄付した。
寄付はオリックスバファローズの比嘉幹貴選手らが県出身選手に呼び掛けた。シーズンオフで都合のつかない選手もいたが、チームの枠を超えた支援の輪が広がり、実現した。
那覇市の総務課を訪れたプロ野球沖縄県人会の金城諒事務局長が選手らの代理として、稲福喜久二課長に寄付金を手渡した。
寄付金を寄せた一人で首里中学校出身の読売ジャイアンツ・大城卓三選手は「一日でも早く観光客や県民でにぎわった元の首里城に戻るよう、少しでも力になりたい」と継続した支援を約束した。