【沖縄】沖縄市久保田のプラザハウスショッピングセンターで22日、世界の厳選食材を集めた食料品店「ロージャースフードマーケット」と、ミニシアター「シネマプラザハウス1954」が開業した。
これまで「リラックス&ラグジュアリー」を追求したファッションやライフスタイルを提案してきたプラザハウス。新たに食と文化の発信拠点を得たことで、「衣・食・住・遊」を兼ね備えたショッピングセンターを目指す。
1階にプレオープンしたフードマーケットは、売り場面積600平方メートル。経済産業省の中小企業経営支援等対策費補助金を活用して実現した。
茶を基調とした空間に、世界各地の調味料や菓子、食材が並び、手間暇かけて作られた総菜を扱うデリカテッセン、アジアや地中海のグルメが楽しめる「エボニー&アイボリー」のイートインスペースも設けた。精肉や鮮魚の生鮮類、豊富なワインセレクションのほか、ここでしか手に入らないロージャースのオリジナルブランド商品も扱う。
沖縄市の会社員、関西美由紀さん(45)は「海外旅行に来ている気分。おしゃれな商品がいっぱいでうきうきする」と話した。
プラザハウスの平良由乃社長は異国情緒あふれる土地柄と歴史に触れながら、「食やファッションを通して、伝統的なコザ、新しいコザの魅力を発信していきたい」と述べた。
フードマーケットは12月4日までのプレオープン期間も午前10時~午後9時で営業。同5日からも午前10時営業開始となる。