辺野古強行を批判 コスタリカの弁護士・サモラ氏 非武装の平和説く


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サモラ氏

 沖縄の平和学習旅行に力を入れている富士国際旅行社(東京)の創立55周年を記念したイベントが29日午後、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。約400人が会場に詰め掛けた。

 非武装の平和憲法を持つコスタリカのロベルト・サモラ弁護士が講演。米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設を強行する日本政府について、「国民の恐怖をあおって軍隊が必要だと思わせているがばかげている。防衛のために一番いいのは敵を作らず、友だちを作ることだ」と批判した。

 ジャーナリストの伊藤千尋さんがサモラ氏とコスタリカについて紹介。芸人の松元ヒロさんや、映画「ザ・おもいやり」のリラン・バクレー監督も登壇した。