サガン鳥栖U15が読谷に来た 村内U14とサッカー交流


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交流試合後、記念撮影する読谷村の選抜メンバーとサガン鳥栖のジュニア選手ら=読谷村の村陸上競技場

 【読谷】サッカーJ1サガン鳥栖の15歳以下のチーム(U15)と、読谷村内のクラブや学校に所属する14歳以下の選抜メンバーとの交流試合がこのほど、村陸上競技場で行われた。サガン鳥栖は村内で春季キャンプを実施することから、毎年、読谷のサッカー青少年を鳥栖の本拠地に招待し、ジュニア選手と交流する事業を続けているが、村内でサガンの選手を出迎えるのは初めて。8月にあった鳥栖での交流会以来の再会となった選手らもおり、一緒に交流を楽しんだ。

 読谷U14と鳥栖U15の交流試合は14対0で、鳥栖が圧倒的な強さを見せつけた。トレーニングマッチや両チームの選手混合によるミックスマッチも行われた。FCクレセールに所属する宮城隆海さん=読谷中1年=は「鳥栖の選手は体格も良く、一人一人の技術も高かった」と振り返る。課題も見つけることができたとして「今回の体験を今後に生かしたい」と気持ちを新たにした。

 試合後は、佐賀県を中心に九州北部を襲った8月末の豪雨被災地の支援に役立ててほしいと、村サッカー協会がサガン鳥栖に16万円を託した。