金秀グループ 県に3年間で1億円寄付へ 首里城再建


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金秀グループの呉屋守将会長(左から3人目)から寄付金の目録を受け取る玉城デニー知事(同4人目)と同グループ、県の関係者ら=2日、那覇市泉崎の県庁

 金秀グループの呉屋守将会長は2日、沖縄県庁に玉城デニー知事を訪ね、首里城再建を支援するため2019年度から3年間で計1億円を寄付すると伝えた。寄付金はグループ各社の資金から拠出し、19年度に4千万円、20、21年度に各3千万円を県に贈呈する。

 呉屋会長は「首里城が物心両面でいかに県民の支えになっていたかを痛感している。金秀創業者の呉屋秀信が復元期成会の会長を務めた関わりもあり、できる限りのことをしたい」と思いを語った。

 玉城知事は「正殿、その他の施設の再建、公園全体の整備も含めて力強く取り組みたい」と感謝した。