沖縄に新スポットが誕生 県内初出店のロフト!屋上型テーマパークも 新大型商業施設「イーアス沖縄豊崎」来春開業


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
イーアス沖縄豊崎の飲食店街「フードホール・マルシェ」(大和ハウス工業提供)

 大和ハウス工業(大阪府、芳井敬一社長)は6日、沖縄県豊見城市豊崎で2020年4月下旬に開業する大型商業施設の施設名称を「iias(イーアス)沖縄豊崎」に決定し、沖縄初出店となる生活雑貨の「ロフト」など計155店舗が出店すると発表した。4階部分は大型プールなどを備えた屋上型テーマパーク「STEM RESORT」(20年7月開業予定)として整備し、バーベキューやバーなどビーチに面した立地を生かしたリゾート体験が楽しめる。

 県民をはじめ県外、海外からの観光客をターゲットにしており、年間来場者数目標は1千万人、年間売り上げ目標は約220億円を掲げている。

 施設には、最新の映像表現と空間演出を駆使したショッピングセンター併設型水族館「DMMかりゆし水族館」の開業が決まっているほか、屋内型ミニチュア・テーマパーク「スモールワールズ沖縄」(22年3月開業予定)、ゴルフ専門店の「PGAツアースーパーストア」が沖縄初出店する。

 このほかスーパー大手のイオンが展開する「イオンスタイル」、スウェーデンのアパレルブランド「H&M」などがテナントで出店し、施設1階には飲食店が多数並ぶ「フードホール・マルシェ」を設置する。

 大和ハウス工業は02年12月、豊見城市豊崎に県内初のアウトレットモール「沖縄アウトレットモールあしびなー」を整備しており、イーアス沖縄豊崎は同社が豊崎で開発した2カ所目の商業施設になる。両施設ともグループ会社の大和情報サービスが運営する。

 イーアス沖縄豊崎の敷地面積は7万1499平方メートル、延べ床面積は駐車場を含め13万5千平方メートル、店舗面積は4万7600平方メートル。約3100台分の駐車場を備える。今年2月に着工し、建設が進んでいる。