「誰も知らないことがチャンス」ユーグレナの社長らと学生が対話 CCCツアー


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「地域産業の発展と次世代継承に必要なイノベーション」のテーマで討論する(左から)山内カンナ氏、島袋武志社長、稲嶺佳乃社長、司会の宮城麻里子フリーアナウンサー=6日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄で活躍する経営者と学生が直接対話し、地域活性化やリーダー像を討議する「チャーミング・チェアマンズ・クラブ(CCC)・ツアー2019」(社長チップス主催、メディアパートナー・フォーブスジャパン、エリアパートナー・琉球新報社)の沖縄カンファレンスが6日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。

 ミドリムシの商品開発を手掛けるユーグレナの出雲充社長が基調講演し、「誰も知らないことにチャンスやイノベーションがある」と語った。出雲社長は製品を売り出すまでに500社に断られた経験を語りながら、「伊藤忠商事だけが『聞いたことがないから面白い』と製品を取り扱ってくれた」と新興企業として飛躍した契機を紹介した。

 「地域産業の発展と次世代継承に必要なイノベーション」をテーマにした討論には、琉球ガラス村の稲嶺佳乃社長、ファンファーレ・ジャパンの島袋武志社長らが登壇。YOKANGデザイナーの山内カンナ氏は「海外に出ていいものを見つけ、また沖縄に戻ってきてほしい」と伝えた。

 このほか学生らが登壇しての討論もあった。