やんばるの自然満喫 名護 ツーデーマーチに692人


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コースに向けて続々と出発するツーデーマーチ参加者ら=7日午前、名護市の21世紀の森屋内運動場

 【名護】第32回名護・やんばるツーデーマーチ(主催・同実行委員会、日本ウオーキング協会、共催・名護市、琉球新報社など)が7日、名護市の21世紀の森屋内運動場を発着点に開幕した。4コースなどに県内外から692人が参加した。雨も降る肌寒い天気の中、参加者は仲間や家族と共に笑顔でやんばる路のウオーキングを満喫した。

 40キロコースの出発式で渡具知武豊名護市長は「少し天気は悪いが、それぞれのコースを十分に楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 参加者は声援を背に出発。古宇利・ワルミ・屋我地三大ブリッジ(40キロ)、勝山と屋部みどりの道(20キロ)、久護家・フクギ並木(10キロ)、ゆったりビーチ(3キロ)の4コースでやんばるの魅力を堪能した。3キロコースに参加した名護市立大宮小4年の久高菜穂さん(10)は「普段行かない場所を歩いて、海や山、川を見ることができた」と話していた。

 来年市制50周年を迎える名護市と浦添市のコラボ企画「歩婚(あるこん)」も開催。3キロを歩いた後に婚活パーティーを開く企画に約40人が参加した。

 最終日の8日は30キロ、20キロ、10キロ、3キロの各コースがある。発着点の21世紀の森屋内運動場で当日参加も受け付ける。