【ロサンゼルス】首里城支援で募金活動 オキナワアメリカーナ 各州で公演


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
首里城再建支援のチャリティーショーで演奏する具志恵さんとデイビッド・ラルストンさん

 首里城再建に役立ててほしいと、糸満市出身の唄者MERRY(メリー)こと具志恵さん(40)と、米国人で浦添市在住のブルースマン、デイビッド・ラルストンさん(50)の音楽ユニット「オキナワアメリカーナ」が南カリフォルニアでチャリティーショーを開催した。11月20日はハブヤ・沖縄料理店、22日はトーランスのキリスト教会、23日はガーデナ市のバブズハワイアンレストランでショーを行い、観客らは募金箱へ寄付した。

 オキナワアメリカーナは、沖縄とアメリカの友好や親善のために人と人とをつなげる活動をしたいと、5年前に結成。今回は24日間をかけて、カリフォルニアを皮切りにフロリダ、テネシー、ケンタッキー、インディアナの各州でチャリティーショーを行う予定。恵さんの話によると「テネシー州のオークリッジの平和公園に来年中に桜を100本植樹予定」という。

 23日のハワイアンレストランでは1038ドル(約12万円)の募金が集まり、ハブヤ・沖縄料理店と教会での募金と合わせて、北米沖縄県人会がまとめて沖縄に送るという。

 23日のショーに訪れた那覇市出身の久手堅逸子さん(42)は「首里城、故郷への思いが届きますように」と祈りながら募金箱に寄付金を入れた。 (当銘貞夫通信員)