殺処分ゼロの社会に ペットリボン基金 5団体に127万円贈呈


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感謝状を受けたわんにゃんレスキュー壺屋小の田仲未莉さん(前列左から3人目)、仲里琴和さん(同4人目)と動物愛護団体、オム・ファムの関係者ら=10日午後、那覇市おもろまちのオキナワビアンコ

 不幸な犬や猫を生まない社会づくりを目的に、ペットショップ「ペットボックス」を運営する北谷町のオム・ファム(中村毅社長)は10日、那覇市おもろまちのオキナワビアンコで第7回ペットリボン基金贈呈式を開いた。支援金127万1652円を犬、猫の保護活動に取り組む5団体に贈呈した。

 支援金は店頭などでの募金や個人などからの寄付を原資としている。支援金贈呈は7回目で累計約477万円となった。

 ペットリボン基金に協力する那覇市立壺屋小5年のボランティア団体「わんにゃんレスキュー壺屋小」は今年立ち上がったばかりだが、募金活動で集めた20万円余を寄付。オム・ファムから感謝状が贈られた。メンバーの田仲未莉さん、仲里琴和さんは「これからも犬猫の殺処分ゼロに向けて頑張りたい」と力を込めた。

 中村社長は「基金の認知度が高まり、募金は過去最高額となった。これから一日でも長く続けられる基金にしたい」と話した。寄付を受けた保護団体の沖縄ハッピーテイルズの平野しえ代表は「いろんな方が動物愛護に心を寄せていてうれしい。動物と人間がハッピーに暮らせるように行動したい」と感謝の気持ちを込めてあいさつした。

 その他の贈呈先はNPO法人ワンズパートナーの会、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄、TSUNAGU OKINAWA、SmilePaws。