大相撲沖縄場所2019年冬巡業が14日、うるま市具志川ドームで開幕した。幕内から序二段までの力士らが迫力の取組を見せ、白鵬、鶴竜の両横綱の土俵入りが会場に詰め掛けた大相撲ファンの視線をくぎ付けにした。木崎海(木瀬部屋)、美ノ海(同)の兄弟ら5人の県勢力士がそれぞれ勝って沸かせた。
沖縄場所は5年連続の開催。ことしからうるま市に会場が移った。取組のほか、相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する初っ切りや美声の力士が土俵上で手拍子などに合わせて歌う相撲甚句など、巡業ならではの内容もあり、写真撮影やサインなど力士との交流を楽しむ場面もあった。