「楽しいそうな雰囲気伝えたい」 国際通りに「のれん街」開業 リウボウとスパイクワークスの社長が考える場づくりとは…


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国際通りのれん街の展開などを紹介するリウボウ商事の糸数剛一社長(右)とスパイスワークスホールディングスの下遠野亘社長(左)=16日、那覇市牧志

 旧沖縄三越の建物を地権者らと共同で所有するリウボウ商事(那覇市)の糸数剛一社長と、「国際通りのれん街」を企画・運営するスパイスワークスホールディングス(東京都)の下遠野亘社長が16日、店内で取材に応じた。両氏は「国際通りの活性化に貢献したい」と語り、地元客のほか国内外の観光客でにぎわう場づくりに意欲を示した。

 糸数社長は「国際通りに面して近くにはホテルもある。人通りが多く優位性は圧倒的に高い」と立地を指摘する。飲食店のにぎわいが体感できる空間の仕上がりに、下遠野社長も「楽しそうな雰囲気や活気を伝えて、多くの人を呼び込みたい」と決意を示した。

 2020年2月1日には地下1階部分の開業も予定するほか、2階より上のフロアも活用する方針という。

 糸数会長は「訪れた人が周囲の店舗でも飲食やショッピングを楽しめる施設にする。誰もが入りやすい雰囲気にするための店舗もそろった」と話した。

 のれん街の企画は飲食店などを展開するスパイスワークスが手掛け、同社傘下の「南の島のスパイス」(那覇市)が運営する。