観光消費額、過去最高の2380億円 沖縄の7~9月 最も多く消費する国は…


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海外からのクルーズ船が停泊中の那覇クルーズターミナル

 県文化観光スポーツ部が26日に発表した2019年度第2四半期(7~9月)の観光消費額(速報値)は、前年同期比2・1%増の2380億円と過去最高だった。外国空路客の1人当たり消費額が同11・9%増の10万7159円に増えたことが寄与した。

 国内客は、平均泊数の減少などから、1人当たり消費額は同2・3%減の9万5642円だった。平均泊数は、外国客が前年同期比0・15泊減の4・01泊、国内客が同0・04泊減の3・07泊だった。

 国別で見た1人当たり消費額は、最も高額なのは中国の16万5982円で、「土産・買い物費」が8万2547円を占めた。香港の12万4161円、韓国の8万4541円、台湾の8万4101円と続いた。

 国内客の消費額の内訳は「宿泊費」が3万6945円と最も高く、続いて「飲食費」が2万641円、「土産・買い物費」が1万5424円だった。