社会

戦時徴用船とは

 アジア太平洋戦争で、陸軍徴用船(A船)、海軍徴用船(B船)として船員ごと戦地に動員された船舶。船舶運営会に貸し下げ、民需用品の輸送を担った船舶(C船)を含めて、船員らは十分な護衛もないまま危険な海域での任務を担わされ、膨大な船舶の喪失とともに全国で6万人余りの船員が命を落とした。

 公益財団法人「日本殉職船員顕彰会」のホームページによると、戦争に参加した数と戦死者の比率を示す「損耗率」は、陸軍が20%、海軍が16%に対して、船員は推計で43%にも上る。軍人よりも犠牲となる割合が高かった可能性がある。亡くなった人の中には14歳の少年もいたとされており、20歳未満が全体の約3割を占めていたとされる。



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