心込めて配達したい 令和最初の年賀状出発 沖縄県内は608万通


この記事を書いた人 問山栄恵
令和初の年賀状を届けに向かう配達員=1日午前、那覇市壺川の那覇中央郵便局

  令和最初の年賀状配達の出発式が1日午前、沖縄県那覇市壺川の那覇中央郵便局で開かれた。配達員を代表して同郵便局第一集配営業部の東風平修主任は「年賀状を心待ちにしている人たちに心を込めて配達する」と決意表明した。配達員約100人はオートバイに乗り、くす玉の開披と同時に待ちわびる人々の元に向かった。

  日本郵便沖縄支社によると、2020年元旦に県内で配達される年賀郵便物は608万通で、県民1人当たり約4・2通。昨年と比べ66万通減った。県内で最も配達数が多い那覇中央郵便局管内では101万6千通を配達する。

  出発式では那覇中央郵便局の福原浩之局長があいさつし、玉城デニー知事が「年賀状はチムグクルが込められている。無事故で配達してほしい」と激励した。【琉球新報電子版】