サンエーは増収減益 2月期の連結決算 営業収益は過去最高も経常利益が減ったわけとは…


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 沖縄県内スーパー最大手のサンエー(宜野湾市、上地哲誠社長)は7日、増収減益の2020年2月期第3四半期(19年3月~11月)の連結決算を発表した。

 売上高とテナント収入などを合わせた営業収益は、前年同期比4・9%増の1485億9500万円で第3四半期として過去最高を更新した。昨年6月に開業したサンエー浦添西海岸パルコシティの売り上げが貢献し、既存店ベースでも前年同期並みを維持した。

 一方で、経常利益は同21・5%減の85億100万円、純利益は同22・4%減の53億5200万円だった。パルコシティ開業に伴う販売促進費用などが増加したほか、人員採用や職員の処遇改善のための人件費が増えた。

 20年2月期の連結決算は当初の予想通り営業収益が前期比6・5%増の2021億3300万円、経常利益が同19・4%減の116億1300万円、純利益は同22・3%減の73億400万円を見込む。