いたずらや無言電話… 緊急性ない110番が全体の3割


社会
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 1月10日は「110番の日」。沖縄県警通信指令課のまとめによると、2019年に県警が受理した110番通報は19万1551件で、前年比で1086件減少した。19年に受理した通報のうち、3万2154件(約16・8%)がいたずらや無言電話など無効な通報だった。

 無効を含む緊急対応を要しない通報は5万7845件で、110番通報全体の約3割を占めている。

 通信指令課は、緊急事案に対応をするためにも「いたずら電話」などは行わず、緊急時の110番と警察相談専用電話「#9110」を使い分けることや、相談は警察署の窓口を活用するなど、適切な110番利用を呼び掛けている。

 県内各署は「110番の日」に合わせ、各地でPRイベントの開催を予定している。