掘り出し物探しで笑顔咲く 未来へチャリティーバザー 沖縄銀行、売上金11万円寄付へ


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おきぎんグループチャリティーバザーで、真剣な表情で掘り出し物を探す客ら=19日、那覇市の県民広場

 沖縄銀行(山城正保頭取)は19日、沖縄県那覇市泉崎の県庁前県民広場で「おきぎんグループチャリティーバザー」を開催した。売上金11万円は全額、県子どもの未来県民会議と首里城再建支援に寄付する。おきぎんグループは2019年3月にSDGs(持続可能な開発目標)宣言をしている。

 グループ各社の職員から出品を募り、衣料品や食器類、家電など千点以上が並べられた。インバウンド観光客らも多く訪れ、真剣な表情で掘り出し物を探したり笑顔で値段交渉をしたりした。

 山城頭取は「SDGsの一環として、夏のビーチクリーンと共に毎年の恒例イベントにしていきたい」と話した。バザーの企画・運営は、沖銀グループの新入社員78人が中心になって進めた。我如古支店の古堅辰伍さん(22)は「那覇の真ん中でSDGsの取り組みを知ってもらえる良い機会だと思う」と話した。